京都の食物アレルギー対応可能な旅館5選 ※事前の問合せ・予約は必要です！

京都では修学旅行生の中にいる食物アレルギーを持つお子さんでも安心して、京都旅行を楽しめるように『食物アレルギーの子京都おこしやす事業』として、食物アレルギー対応の宿泊施設と飲食店情報を公開しています。
（京都府:食物アレルギーの子京都おこしやす事業　協力宿泊施設・食事提供施設について）

今回は京都市が配布している資料をもとに、食物アレルギーの方でも食事を楽しみやすい、京都の旅館をピックアップしました！

もちろん、食物アレルギー情報だけでなく、各旅館の特徴についても合わせてご紹介しています♪

1．然林房（ねんりんほう）

2018年4月にリニューアルオープンしたばかりの『然林房（ねんりんほう）』は京都市内からやや離れていますが、ギャラリーあり、プールあり（夏季限定）、和風庭園の美しい中庭ありのお手頃価格なのにラグジュアリーホテルなみにゆったりくつろげる多目的タイプな旅館です。

京都の大自然に囲まれており、ホテルの中でのんびりしたい人には特にオススメです！

然林房では事前に予約をすることで、特定原材料と定められている7品目（卵、牛乳、小麦、そば、落花生、えび、かに）を除去したお料理の提供が可能です。

さらに「ベジタリアン向けの卵・乳製品を使わないメニュー」や体調などが優れない人向けに「きざみ食・ご飯をおかゆに変更」可能など、体調にあったメニューの変更も行ってくれるようです。

コチラでホテル情報について詳しくご紹介しています。

2．元奈古（もとなご）

京都らしいさりげない美しさと洗練された「おもてなし精神」が揃った伝統美が詰まった旅館『旅館元奈古（もとなご）』も事前の予約で食物アレルギー料理を食べることができます。
（ただし、予約状況によっては難しい場合もあります）

元奈古は2014年に木のぬくもりを、より感じられるようにリニューアルオープンしており、和の雰囲気と京都の伝統を感じられる館内は外国人旅行者にも人気です。

コチラでホテル情報について詳しくご紹介しています。

3．和泉屋旅館（いづみやりょかん）

『和泉屋旅館（いづみやりょかん）』130年以上の歴史を誇り、世界遺産にも登録されている浄土真宗本願寺派の「西本願寺」の前にあります。

最高の立地にあるこちらの旅館は、決して大勢で泊まるタイプではあありませんが、その分1人ひとりのお客様に寄り添った、丁寧なおもてなしを体験することができます。

口コミサイトにも記載がありましたが、事前に問合せ・予約を行うことで、卵・乳製品・落花生・そば・小麦・大豆などの7大アレルギーフリーのアレルギー対応料理が提供されることがあります。
（こちらも予約状況によって異なります）

コチラでホテル情報について詳しくご紹介しています。

4．観光旅館ホテル近江屋

創業享保十三年、230年以上の歴史を持つ『観光旅館 ホテル近江屋（おみや）』は、修学旅行でも人気のお宿。

お手頃価格で宿泊することができる旅館であり、京都駅からのアクセスも良く。京都中を観光したい方にオススメ！

修学旅行生が多いからか、食物アレルギーに対してはかなりサービスが充実しています。

【卵アレルギーの方】
・各種フライ料理→焼き魚、鶏の唐揚げ（卵不使用）
・出し巻き卵→かまぼこ
・オムレツ→ハッシュドポテト

【乳アレルギーの方】
・ポークカツ→焼き魚、鶏の唐揚げ
・カニサラダ→野菜のおひたし、煮物
・コーヒー牛乳→オレンジジュース
・プリン→フルーツゼリー、青りんごゼリー

【小麦アレルギーの方】
・うどん→米粉麺
・各種フライ料理→ 焼き魚
・パン→米粉パン又はご飯

出典観光旅館 ホテル近江屋より

事前の予約・問合せで7大アレルギーフリーのメニューを提供してくれるだけでなく。アレルギーに合わせて一部のメニューを変更してくれることも可能です。

コチラでホテル情報について詳しくご紹介しています。

5．料理旅館 枕川楼（ちせんろう）

『料理旅館 枕川楼（ちせんろう）』は日本の原風景が残る南丹市にある、旅館です。
目の前に田んぼがあり、山に囲まれた枕川楼は大自然の中にあるため、宿泊することで日常の喧騒を忘れることができるでしょう。

「日帰りプラン」や赤ちゃん連れの方に嬉しい「赤ちゃんサポート」などいろんな方が利用しやすいサービスや宿泊オプションが豊富なのも、枕川楼の特徴です。

チェックインの1週間前までに予約することで、食事アレルギーまたは宗教上の理由で食材に制限のある方でも安心して召し上がることができるお料理を提供して貰うことが可能です。

京都旅館でどなた様も、楽しいお食事とひとときを！

「おもてなし」の気持ちで、多くの方を虜にしてきた京都。現在は、宗教や食文化、アレルギーの方に対するおもてなしも見られる旅館も増えてきており、食物アレルギーの方でも旅行がしやすい環境が整いつつあります。

今回ご紹介した京都の旅館のように、食物アレルギーに配慮したメニューを提供してくれる旅館・ホテルが増えてきているのは、食物アレルギーの方にとって嬉しいですよね！

ただし、予め低アレルゲンメニューがある施設は珍しいので食物アレルギーの方は旅館に宿泊する数日前に（できれば1週間以上前）、必ずアレルギーの原因となる食材や症状などをお伝えしておきましょう。

（重度の食物アレルギーの方は、ご紹介した旅館であっても対応したメニューをお出しできない場合がありますので、ご了承ください）